いつでも気軽に新鮮なサラダが食べたい。
野菜作りに挑戦してみようと思ったのは、そんな理由からです。自分で作った野菜をいただきたいとか、丁寧な暮らしに憧れるとか、ぞんなポジティブな動機ではありません。
買い物の回数は減らしたいし、といって冷蔵庫の管理は苦手だから、火を通した野菜が多くなるこの頃。「その辺に生えてる野菜をちぎってむしゃむしゃ食べる」ことを目的に、始めてみました。
リボベジとは?
リボベジとは
リボーンベジタブル。食べた野菜の根っこを育てて、もう一度食べられるよう栽培することだそう。有名なところでは豆苗でしょうか。根の部分を水につけて、再び収穫したことのある人もいらっしゃることと思います。
上の写真の右側のもっさり茂った葉も豆苗です。
小松菜をリボベジするぜ!
豆苗をクリア(?)したところで、小松菜にチャレンジすることにしました。
いろいろなサイトで「小松菜はカンタン」と書かれているのですが、始めた当初は知らず、根っこがついてるんだから再生するだろ、くらいの乱暴な気持ちだったのですが。
正確な日付は忘れたのですが、10月の半ば頃の写真がこちら。
この頃はまだ水だけ。水道水です。
しかし、11月に入ると葉が伸びてきて、水だけでは限界を感じるようになりました。
ありがたいことに、SNSのフォロワーさまに水耕栽培を実践されている先輩がおり、この方にアドバイスをいただくことに。葉が育つには栄養が必要なので、肥料をあげるといいそうです。
YouTubeなども参考に、ハイポネックス という肥料の粉のタイプを買い、あげてみることにしました。
すると……。
しっかり育つ。肥料の力はすごいものです。
ペットボトルで水耕栽培用の容器を作る
実は私は以前にも、水耕栽培でリボベジを試みたことがあるのです。結果は失敗。
植物は光と水で育つと考えていたので、両方ふんだんに与えていたのですが、それだけじゃーなかった。栄養(肥料)も、空気も必要だったのです。
空気は知っていましたよ。でも、葉っぱが空気に触れてるんだから大丈夫だろうと思ってたけど違ってた。根も空気に触れていないといけないそうです。
コップに水を入れて根を入れて、では根が空気に触れることができません。どうすればいいか。アマゾンには根の全体が水につからないようにできる、水耕栽培専用の容器が売られています。
でも、お金をかけるのはイヤだ。そもそもケチだからリボベジなんてやってるわけで、というのは暴論ですけど、そういう理由もなきにしもあらずなのです。
ネットを探し、ものすごく面倒くさいと思いはしたのですが、背に腹は代えられぬとばかりにペットボトルで代用してみることを決意しました。
何度か失敗して、自分なりに満足した作り方をメモしておきます。
用意するものはペットボトルとカッターとハサミ。ペットボトルは、私はコンビニのPB商品のお茶のものを選びました。やわらかくて加工しやすいことと、線が入っているのできれいにカットできることが理由です。
飲み口のすぐ下の部分を切り取りました。カッターで穴を開け、そこからハサミを入れて切っていきます。
切り取った状態がこちら。
組み合わせると……。
根が長く伸びれはこれでいいのですが、まだまだ短い時期を育てるので下の部分をもう少しカットします。
出来上がりました。お茶のボトルは薄くてやわらかいので切りやすい。ほんと、おすすめです。空間が空くので、根っこもちゃんと空気に触れることができます。
まとめ
植物を育てるのはとても苦手で、野菜作りにも何度か挑戦はしたものの、すべて失敗に終わってきました。観葉植物だってまともに育てられたことがありません。
ですから、リボベジを始めるまでもとてもとても億劫でした。でもやってみたらなんとかなる。水と空気と肥料と光。これだけなんとかしておけば、植物は育ってくれます。
今後もまたぼちぼち、できる範囲で育てていこうと考えています。
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