
いつでも気軽にサラダを食べたい。
その一心で、野菜はおろか観葉植物さえまともに育てたことのない私が、リボベジを始めカイワレ大根の種を蒔き、なんとかかんとかやってきました。
そうするうちに、自分にとって楽なやり方がわかったような気がしています。
そのカギになるのが培地と液肥。今回はそのふたつについて整理してみようと思います。
目次
水耕栽培の仕組み
野菜を育てる前と後で、植物が育つために必要なものの認識が変わりました。
野菜を育てる前→空気、水、光
実際に育ててみて→空気、水、光、肥料、茎や根を支えるもの
肥料については、土で育てるにしても必要なことは知っていましたが、不可欠だとは思ってなかった。土にも栄養は含まれているし、光と水で光合成ができると習ったし。
考えが甘かったです。スプラウトなら肥料なしでもなんとかなるそうですが、葉が茂るものには肥料はいるし、実がなる植物には必須だそう。
また、根と茎を支えるものについても、せいぜい「容器をデカくすればいいんじゃね?」くらいの認識だったのです。でもそうではなくて、茎が伸びればそれを支える根もまた伸びて、その根が踏ん張る土もしくは培地がいるとのこと。
つくづくアホな私ですがしかし、空気と水と光のほかに、肥料と根っこを支えるものが大切だとわかってからは、水耕栽培が楽に感じられるようになりました。
培地
以前にも書いた通り、私は培地を使うことにはいまいち乗り気ではありませんでした。理由は、「水耕栽培なんだから土なんていらなくね?」というもの。バーミキュライトというものがあるときいても「土とどう違うの?」という考えです。
しかしペットボトルでの栽培には限界を感じていました。小さいと落ちてしまうし、茎が伸びるとグラグラするし、水は毎日取り換えなくてはいけないし、藻が生えるし、となると毎日台所へ持って行って洗わなくてはいけないし。
打開策が必要になり、疑いの気持ちもありつつバーミキュライトを買いましたが、これが大正解。一気に楽になりました。
容器に培地を入れて野菜を植え、受け皿に置いて水を貼る。それで、毎日水をやる必要がなくなりました。取り換えも不要。水がなくならないよう気を付けておけばいいだけです。
光が水に当たらないので藻の心配も減りました。根も培地に絡むので、茎が不安定になることもありません。
大きな野菜を大きな容器で育てておられる方もいますが、初心者の私にとっては培地の方が圧倒的に楽に感じます。
液肥
肥料の必要性は理解していたつもりです。しかし基本は光合成という考えがあったので、肥料選びも適当でした。スーパーで買った緑色の、植木鉢に挿すやつ、あれをポトポト垂らしていたという次第。
それが悪いというわけでもないと思うのですが、せっかくだからと水耕栽培用のものを探すと、多くの方が微粉肥料 ハイポネックスというものを使っていることがわかりました。

付属のさじの小さいほうをすりきり一杯で水1リットル分の液体肥料ができます。1リットルのペットボトルに水を入れ、粉を加えてふたを閉め、数回振るだけ。冷たい水でも問題なく溶けます。大きいほうは2リットル用ですが、こちらはまだ使っていません。
ちなみに上の写真は2024年の11月ごろに買ったばかりの頃のもの。2025年2月15日現在は……。

今のところ、毎日1リットルほどの液体肥料を作って使っていますが、まだけっこう残っています。Amazonで700円くらい。ほとんどのものをゴミ、じゃなくて資源のリサイクル&100均で済ませている私にとっては別格の投資ですが、効果は十分にあり満足しています。(書いてて情けなくなってきた)
やっぱりね、成長が違うんです。目に見えてしっかりしてきたし、葉もよく伸びるようになりました。水耕栽培にチャレンジしてみようという方にはぜひともおすすめしたいところです。
液肥と培地で九条ねぎのリボベジにチャレンジ!
ねぎは便利ですよね。お味噌汁にも納豆にも、ちょっと緑と風味を加えたいときに、ねぎがあると助かります。でも意外と買い忘れることありませんか? 私はよくあるので、育ててみて本当によかったと思っています。ほしいときにハサミで切るだけですからね。
で、九条ねぎです。
これも、根っこをコップに挿しておくだけでけっこう食べられるようになるのですが、培地というチート武器を手に入れた私はこちらで育ててみることにしました。
2024年12月17日。輪ゴムは買ったときについていたものをそのまま。これもSNSで教えていただいたのですが、便利です。バラバラにならなくてとてもいい!

2025年1月23日。液体肥料のみ。これでも十分食べられます。

しかしもうちょっと大きくしてみたい、それに培地を使ってみたいということで、今回もお菓子の容器を用意しました。ポテロングです。

久しぶりに食べましたが、おいしかったです。このポテロング空き箱に穴を開けて……。

受け皿に置き、培地を入れます。それから受け皿のほうに液体肥料を注ぎ、培地が湿るまで少し待ちました。培地に液肥をかけてもよかったかもしれないなあ。

培地に液肥がまわった(っぽい)ことを確認して、ねぎを一本ずつ植えます。向いている方向がバラバラですがまあいいでしょう。

ねぎは小松菜やレタスと違い、水が濁ることがありました。気が付けば取り換えますが、普段は液体肥料の減り具合を見て、少なければ足すだけ。
水耕栽培を始める前は、野菜を作るということはすごく神経を使って、ずーっと見守ってケアしなきゃいけないと思っていたのですが、そんなことはなかったです。素人が家庭で食べる分だけを育てているからですが、それくらいならほぼやることがない。
特に培地を使うようになってからは、水の状態に神経をとがらせることもなくなったので、かなり気が楽になりました。
そんな感じで2025年2月10日。ときどき収穫していましたが、それでもけっこう伸びています。方角も窓辺の光が差す方へ、同じ向きになりました。

ぼさぼさなので多めに収穫することに。使わない分は冷凍しておきます。

スーパーに売っているようなきれいなものじゃないけど、自分としてはとても満足です。

まとめ
「水耕栽培なんだから水だけでOKでしょ」
こんなアホな考えをしていた自分に百時間くらい説教したい。培地はとても楽、液肥はすごくいい。やはり先人には学ぶものです。
おかげさまで、「いつでも手軽に新鮮サラダ」の夢にもぐんと近づけた気がしています。まだまだ不安でいっぱいですが、実現したいぞ!
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