kanokolog

読書とラテンアメリカが好き。

「ごんぎつね」ごんは撃たれてうれしかった? 最後は改変されてるって本当?

ごんぎつね (日本の童話名作選)

 

国語の勉強をしていた子供が怒りだしたことがありました。題材は「ごんぎつね」

お話を読んで、4つの選択肢の中から正解を選ぶという問題だったのですが。

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「世界の豆料理: 中東、アフリカ、米大陸、ヨーロッパ、アジアの郷土色あふれる120のレシピ」を読んで

世界の豆料理: 中東、アフリカ、米大陸、ヨーロッパ、アジアの郷土色あふれる120のレシピ

 

タイトルにある通り、世界各地で作られる豆料理のレシピが120種紹介されている。

 

この本のすごいところは、レシピの数もさることながら、豆の種類や豆に関するトピック、それも各地の歴史や風土にちなんだものが多数掲載されていること。

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「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」を読んで・あらすじと感想

事実はなぜ人の意見を変えられないのか

 

事実を伝えても相手の考えを変えることはできなかった。そんな経験は、誰にも一度はあるのではないかと思います。

 

自分自身をふり返っても、「今すぐパズルゲームをやめて寝ないと、明日の朝がつらい」、この明らかな事実をもってしても、自分の行動を変えることは簡単ではありませんでした。

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サツマイモの茎は食べられる? 下処理、レシピなど・思い出の秋の味覚です

サツマイモの茎

 

甘くておいしいサツマイモ。その茎も、実は食べられることはご存じでしょうか。

 

イモ堀りのあと、イモだけじゃなく茎まで食べていた田舎民ワイの思い出です。よろしければお付き合いくださいませ。

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宮本常一「忘れられた日本人」を読んで・あらすじと感想

忘れられた日本人 (岩波文庫)

 

昔の人は勤勉で朝から晩まで働いた。農民は年貢を取られて貧しいが、忍耐強い人々だった。

 

……というのが、私が学校で習った昔の日本人のイメージです。

 

でも本当にそうなんだろうか。みんながみんな我慢強くて骨身を削って働いて、って、そんなことがあるんだろうか。同じ人間なのに。そう考えることもありました。

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家庭料理のハレとケ・おにぎりアクション参加によせて

鰹節とチーズのおにぎり

10月3日から始まったおにぎりアクションに参加しています。

 

もともとおにぎりに関心があったこと、少ない負担で良いことができるらしいこと。参加の理由はそんなところです。

 

やり方はとても簡単。おにぎりの写真を撮って #OnigiriAction のタグをつけて、SNSにアップするだけ。今年はできるだけたくさん写真を上げたいと思っています。

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「ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた」の感想

ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

社会学者、斎藤幸平氏がさまざまな現場を訪れるというもの。
毎日新聞の連載をまとめたものだそうで、文章は平易、一章も短くて読みやすい。

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