kanokolog

読書とラテンアメリカが好き。

映画鑑賞

映画「碁盤斬り」のあらすじと感想・フランスでヒットした静かな時代劇が、思いのほか刺さった話

フランスでヒットしたと聞き、軽い気持ちで観はじめた映画『碁盤斬り』。 ところが、静かで小さな物語のはずが、心に深く残る一作だった。 融通の利かない武士・柳田格之進という人物、その正しさと残酷さ。 そして、そこに“いた”草彅剛という俳優について考…

「10DANCE」ネットフリックスオリジナル映画の感想・原作との違いをAIにきいてみた

ネットフリックスオリジナル映画『10DANCE』を鑑賞。 ダンスの美しさ、俳優陣の身体表現、キューバの音楽と空気感に強く惹かれつつも、どこか説明不足のような消化不良感が残った。 SNSでも絶賛が多い一方で、脚本や構成に疑問を投げかける声がある。 原作未…

映画「モーターサイクルダイアリーズ」の感想・若き日のチェ・ゲバラの青春ロードムービー

23歳の医学生エルネスト・ゲバラが親友と南米大陸を巡り、風景と人々との出会いを通して次第に社会の矛盾へ目覚めていく様子を描く映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」を紹介。南米の自然美と青春ロードムービーとしての魅力も深掘りします。

映画「アギーレ/神の怒り」感想:アマゾンをさまよう狂気と史実のロペ・デ・アギーレ

“狂気のコンキスタドール”が筏で川を下る物語。ベルナー・ヘルツォーク監督の『アギーレ/神の怒り』は、16世紀のスペイン探検隊が黄金郷エル・ドラドを求めて進む中で、自然の厳しさと人間の狂気が静かに積み重なっていく作品です。 派手な演出はないのに、…

映画「パディントン 消えた黄金郷の秘密」ラ米好きの感想・暗黒の地ペルーがこんなに美しく!

原作では「暗黒の地ペルーから来た」と書かれていたパディントン。しかし最新作『パディントン 消えた黄金郷の秘密』で描かれるペルーは、自然豊かで人々も動物も温かい、美しい国そのもの。巣立ちをテーマにした物語の中で、ペルーの風景、インカの伝承、コ…

「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」が描くホセ・ムヒカのリアルな人生

「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」を鑑賞。名言を紹介します。 かわいい宣伝画像に反して、この映画は“道徳の教科書”ではない。ゲリラ活動、投獄、孤独な拘留生活を経て政治のリアルに挑んだ、ホセ・ムヒカという男の「理想と現実…

「室町無頼」 映画と原作、どっちが無頼? 原作先読み勢が比較考察してみた【ネタバレあり】

「室町無頼」映画と原作を。小説を先に読みましたので、どう映像化されるのか不安あり期待ありで映画を観ると、超カッコいい! 映画と小説の違いを真剣比較。ネタバレ上等の熱血レビューです。

【ショート映画評3本】インターステラー・イビルアイ・あの花が咲く丘で、君とまた会えたら

最近観た映画の感想をまとめまいた。インターステラー、映像が素晴らしい傑作。イビルアイ、メキシコらしい不条理さが感じられるホラー。あの花が咲く丘で、君とまた会えたら、泣きました。良作。

「シビル・ウォー アメリカ最後の日」のあらすじと感想・疑問・矛盾・気になったこと少々

映画「シビル・ウォー アメリカ最後の日」の感想です。ジャーナリズムの意義を問うという点で、興味深い作品でした。ただ少しの疑問点もあり、記事にしてみました。