kanokolog

読書とラテンアメリカが好き。

自己啓発本について雑感

積まれた本

 

私はXにアカウントを持っているのですが、そこでときどき目にする自己啓発本についてのポストに、うんざりすることがあります。ポストの内容は2種類。

 

ひとつめは、自己啓発本をバカにするポスト。お前何様やねん、と思いますね。人の読書に口を出すのはよくない。

ふたつめは、自己啓発本をたくさん読みましょうというセールス系のポスト。これだけ読めばどうのこうのというのは、私には不誠実に思えます。

 

少し書き足してみましょう。

 

目次

 

読書は自由でいいのだ

と、思うんですよね。なんでも好きなものを好きに読めばいいじゃない。そもそも活字中毒なんて褒められた趣味でもないんだから、いちいちこだわる必要なんてないんですよ。

ただ、たくさん、それも小難しい本をいっぱい読んできた人に言わせてみれば、最近の自己啓発本は少々軽いのかもしれない。

 

慣れてくるとわかるのですが、自己啓発本の中には目次だけでだいたいの内容がわかるものもあるんです。その読み方をすると、正味30分ほどで一冊を読み終えることも難しくはありません。

しかしそれは、見出しで伝えるという自己啓発本ならではの工夫があるからではないでしょうか。

わかりやすいことはいいことです。悪いことではありません。

 

それにね、難解こそが至高であるのだとか、わかる人だけにわかればいいのだとか、そういう商売をしていると、業界が先細りになることは目に見えています。

 

とまあ、いろいろ理屈をつけましたが、早い話が、他人様の読書に口をはさむなということです。

 

自己啓発本をたくさん読んだら偉い人になる?

なるわけない。そんな簡単に偉くなれることはまずありません。

 

いや、まじめな話。実は私には過去に10年ほど、めったやたらに本を読んでいた時期がありまして、自己啓発本も数百冊は目を通したと思うんですよ。

で、わかったことは、どの本も似たようでいて違っていて、どれも正しいようで矛盾があり、結局何が正解なのかわからないということです。

心に残っている本もありますが、せいぜい数冊といった程度であります。

 

自己啓発本、特に最近のものはジャンルが多様化していますし、著者もさまざまです。そのさまざまな人がそれぞれの主張をそれぞれに述べていますので、正解など見つけられないのは当たり前なのです。

 

これは別の記事で書く予定ですが、ためになる自己啓発本とは、その時の自分の気持ちや状況や目的にぴったりと合ったもので、それ以外の本が役に立つとは必ずしもいうことはできません。

もちろん、それぞれに学びがあるというのは間違いではありませんが、その学びが役に立つ人、状況というのはあります。

 

ですので、200冊読んだ中で自分のおすすめはこれ、というのならわかりますが、読んだ200冊全部がおすすめというのは、私はちょっと疑問視したいところではあります。(それぞれの特徴を紹介している記事は信用できます)

 

まとめ

偉そうなことを書きましたが、自信があるわけではありません。ただ、自分が自己啓発本をたくさん読んできた中で考えたことを、なるべく正確に書いたつもりです。

 

次の記事とその次の記事で、自分なりの自己啓発本の分類と、どんな人に合うかを分析していきたいと考えています。

浅学の身のまさしく浅慮ではございますが、よろしければお付き合いくださいませ。